このエントリーをはてなブックマークに追加 2016年9月27日 | タイムライン, トレーニング, 編集部 |

肉体を極限まで鍛えることで取り戻した「自信」と「つながり」、障害を抱えていても健常者と同じように鍛えられるトレーニングジム

001

極限まで「残された肉体」を追い込む、障害者のためのトレーニングジム

 リハビリ機能を名目にした施設ではなく、障害を抱えていても健常者と同じように肉体を鍛えるためのトレーニングジム。言われてみればこうしたジムは確かに少ない。ここにひとつの成功例がある。肉体を極限まで追い込むことで、彼らが得るものの大きさがよく分かる。

(引用:http://getnews.jp/archives/1528564

 

 このトレーニングジムは、障害を抱えていても健常者と同じように肉体を極限まで追い込み鍛える事ができるトレーニングジムだ。もともとはフィジカルエリートをさらに鍛え上げる目的にと、元NFL選手だったデビッド・ボボラが現役引退後にフィジカルトレーナーとなり、第二の人生として用意したジムであったという。しかしデビッド・ボボラはここである男性達と運命的な出会いを果す事になった。

 それは、四肢を切断する大ケガを追っていた退役軍人のトラビスや、アフガニスタンに出兵し地雷を踏み両足を切断して自暴自棄になったブライアンとの出会いだ。

 

■自暴自棄にくれる日々が続いていたブライアン

007

 ブライアンは、地雷を踏み両足を切断していた。退役した後も失ったはずの足の痛みが取れず、ヘロインに手を染め職を失い、自暴自棄にくれる日々が続いていたという。駐車場で車椅子のり、ボロボロになっていたブライアンに遭遇したデビッド・ボボラは声をかける。「ボクにトレーニングさせてくれないか?」 

 

経験はないが、自分にトレーニングをさせて欲しい。可能性の限界に挑もう、と。四肢を失い希望を見出せずにいた元軍曹は、彼の熱意に負けたと語っている。

 

 翌日、元NFLの選手だと分かった事でブライアンはジムを訪れた。デビッド・ボボラは言った。「キミを必ず歩けるようにしてみせる」と。

 

■フィジカルトレーナー、元NFL選手 デビッド・ボボラ

006

「彼らもまた、ボクと同じようにサイドラインの外側へと追いやられていたんだ。社会復帰への道がいくら用意されていたとしても、いつかは保険だってお金だって尽きていく。ここでもう一度自分自身を鍛えあげ助けあうことで自信を取り戻し、社会的なつながりを感じて欲しいんだ」。

 デビッド・ボボラは2008年セントルイス・ラムズに入団。しかし右肩の故障(2011年)以来、プレイに痛み止めの薬が手放せず、重度の中毒症状を訴えるようになる。リハビリにより回復したものの現役引退。家族と共にダラスに移り住み、フィジカルトレーナーとして第二の人生を歩みはじめていた。

 

■自然とジムにコミュニティが生まれていった

002

 いつしか、ボボラのジムは障害を持つ人同士がサポートしあい、互いに切磋琢磨しながら残された肉体や残存機能を鍛えあげるコミュニティとして機能し始めている。その様子にボボラはどこにでもある、けれどここにしかないトレーニングジムが形成されていく過程を、一人ひとりのチャレンジングスピリットに喩えた。

 

004

 トレーニング中にこぼれる笑顔。

 

005

 歩く為のレーニングを地道に重ねていく。そのハードさは映像からもシッカリと伝わってくる。

 

008

 容赦なく負荷を与えるフィジカルトレーナー、デビッド・ボボラ。トレーニーが自信を得るためにも、極限まで追い込んでいく。

 

■Upstanders—A Warrior’s Workout

 

■A New Kind of Courage

 

 

 

(文・編集部)

トラックバックURL

新着記事

2017年6月21日 New!

【パワーリフティング集中連載】久保 孝史(スポーツ科学研究者)「研究者とパワ

2017年6月19日 New!

【パワーリフティング集中連載】栗原 弘教「骨格とか人種とかがあまり関係ないの

2017年6月17日 New!

【パワーリフティング集中連載】伊勢崎 勝史選手「BIG3はトレーニング愛好家

2017年6月15日

【パワーリフティング集中連載】信田 泰宏選手「基本三種目を極めようとしている

2017年6月13日

【パワーリフティング集中連載】前野 由衣選手「一生懸命練習していればボディラ

2017年6月11日

【パワーリフティング集中連載】渋谷 優輝選手「一番重い重量を申請し、最後の順

2017年6月9日

【予告】パワーリフティング集中連載! なぜ彼らはパワーを極めようとしているの

2017年6月5日

人気モデル・浦浜アリサ(27歳)プロテインの大切さ語る「女の子にとって、タン

2017年6月3日

【衝撃の事実】ネガティブ言葉を大声で叫ぶと身体能力が向上!「無駄無駄ッ!」イ

2017年5月30日

【栄養士が監修】トレーニング専用フードで注目、宅配サービス「Muscle D
■今さら聞けない!基本情報
プロテインとは、ただ単に栄養素の1種、”たんぱく質”の英語名です
【筋肉名162種】筋肉ってどんな種類があるの?名前一覧を部位ごとにまとめてみました!
ダイエットには『食事制限』+『筋力トレーニング』がコスパ最高
「ニンニク注射」に本物のニンニクは含まれていない?「元気が出る」「体調がよくなる」その理由とは
『携帯用プロテイン製品』は3タイプもある。その賢い選び方とは
いまさら人に聞けない!筋肉の鍛え方講座 『筋トレ7原則』
  • 公式LINE@はじめました!!


    友だち追加数
  • スペシャル筋肉パーソナル

    スペシャル筋肉パーソナル
  • オリジナルキャップ

  • トレーニング系雑誌


    トレーニングマガジン vol.46 特集:至高のデッドリフト (B・B MOOK 1327)

    IRONMAN(アイアンマン) (2016年10月号)

    『マッスル・アンド・フィットネス日本版』2016年10月号

    Number PLUS リオ五輪永久保存版 東京へと続く物語。 (Sports Graphic Number PLUS(スポーツ・グラフィック ナンバー プラス))

    パワーリフターに学ぶBIG3パーフェクトメソッド―スクワット・ベンチプレス・デッドリフト完全攻略! (B・B MOOK 1309)
  • 相互サイト様記事

ページ上部に