「私はただひたすら強くなろうと努力した」中国の学生、歩けない『謎の病』を筋トレで克服する

001 51 - 「私はただひたすら強くなろうと努力した」中国の学生、歩けない『謎の病』を筋トレで克服する

(出典:http://www.recordchina.co.jp/ )

胸板厚っ!このマッチョ系男子、実は4年前に…―中国

写真の「マッチョ系男子」は邱懐徳さんだ。2012年、当時20歳だった邱さんは「神経変性疾患」と診断された。現在、卒業間近の彼は体調が目に見えて良くなっただけではなく、主治医の勧めで進学し、リハビリテーション医学の道に進むことになったという。

(引用:http://www.recordchina.co.jp/a143922-1.html )

 中国の医学生、邱懐徳さんが、高校生の時に松葉杖がなければまともに歩けない状態に陥った「謎の病」を筋トレで克服しているとRecordChinaが報じている。邱さんは高校生あたりから、スムーズに歩けないと感じるようになり始め、高3の時には、震えが突然全身に広がった。医師を渡り歩くも手の施しようがないと言われ、病気の理由や正確な病名を診断することもできなかったという。しかし、その後、リハビリの教授と出会った事をきっかけに、邱さんは筋トレをはじめることになった。

 

■「謎の病」、松葉杖がなければ歩けない状態の邱懐徳さん

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 ある教師の紹介で、邱さんは南京医科大学リハビリテーション医学院院長で南京医科大学第一附属病院リハビリテーション医学センターのセンター長を務める励建安教授と出会った。「励教授は、私の病状について、過去の診断とは違う見方を示した。教授は、それまで服用したことのなかった薬を処方し、さらに、筋力と心肺能力の向上を目的としたリハビリ・トレーニングを私に勧めた」と邱さんは話した。

 やがて邱さんは教師の紹介でリハビリテーションのセンター長を務める教授と出会うことになる、そして、教授の勧めで筋力と心肺能力の向上を目的とする筋トレをはじめることになった。

 

 

■私はただひたすら強くなろうと努力した

トレーニングを始めて間もない頃は、杖をついてよろよろとジムに入っていったものだった。でも他人から向けられる変わったものを見るような視線など気にせず、私はただひたすら強くなろうと努力した」と話す彼は、10カ月間トレーニングを続けた。「最初は負荷を加えることなど全くできなかったが、今はベンチプレス60キロ、懸垂を10数回こなすことができる」と邱さん。

 

 エアロバイクを使った心肺機能トレーニング、ジムで体幹トレーニングを始めたという。10カ月間のトレーニングでベンチプレス60キロ、懸垂を10数回こなす筋力を手に入れた。

 

■松葉杖を使うことはなくなった

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 邱さんの病状はずいぶん回復したという。「昨年、リハビリ訓練を始めたばかりの頃、体重は52キロしかなく、痩せ型だったが、今では59キロに増え、筋肉がつき、とくに上腕は大きく発達した。休まずに1キロ歩くことができるようになり、身の回りのことは自分でできるようになった。この1年、松葉杖を使うことはなくなった」と彼は笑いながら話した。

 

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 ジムの壁にはオリンピアのボディビル選手達の写真が並んでいる。彼らの鍛え上げられた筋肉を見ながら、邱さんはトレーニングに励み、肉体的にも精神的にも強くなってきたに違いない。

 

(文・編集部)

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